玄関と靴の収納

靴の使用頻度に合わせて、取り出しやすい場所・取り出しにくい場所を使い分けましょう。一番使いやすい場所は、4つ扉がある下駄箱ならば、出かけるときに近い場所で、開き戸の場合は向こう側に開く扉の位置です。玄関扉に近い方は、一度たたきに降りなければなりません。

上下が分かれたセパレートタイプや背が高い下駄箱では、上段にオフシーズンの靴を収納します。入りきらないとか、低い下駄箱の場合は、別の場所に収納します。ビーチサンダルや子供のオフシーズンの靴は、巾着袋やメッシュ袋に入れると、箱に入れるより場所を取らず、コンパクトにたくさん収納できます。

空きスペースがあったら、棚板をプラスしたり、高さを調節したりします。棚板を追加できないときは、CDやMD、カセットテープのケースを4隅に両面テープで止め、その上に板を乗せて調整しましょう。

毎日履く靴や子供の靴は、出しっぱなしにしておくのも一つの方法です。ただし、靴箱の下のスペースやレンガの上など置く場所を限定して決め、雑然とした感じにならないように注意しましょう。

収納アイディア
2足仕舞える靴箱ラック・・・大きめの靴箱のフタを外し、箱を斜めにカットし、逆さにして蓋を貼り付けます。余り履かない靴の上にかぶせ、上には良く履く靴を載せます。
中身が分かる箱・・・靴箱の前の部分を切って中に折り込んでテープで止めます。中身が見え、取り出しやすいです。

さらに折りたたみ傘は家族分を、シューズクリーナーやブラシもケースやボックスにまとめて、一番下に入れておきましょう。

個人と家の収納の配分

個人の持ち物は、主寝室や各子供部屋などに付いているクローゼットで対応しますが、家の収納をどこにするかが問題です。年に1回または数回しか使わない物もあるので、思い出すのが難しい物もあり、生活の変化や子供の年齢にも大きく左右されます。夫婦二人の時は個人の物の方が多いのですが、家族が増え子供が大きくなるにつれ、家の物が想像以上に増えてきます。新居を建ててほんの2~3年で、納戸や物入れがいっぱいになることもあるので、プランを建てる際は十分に分析しましょう。

子供の成長と共に増えていく物の量は想定しにくいので、部屋を広く取りがちですが、子供の思い出の品やアルバムなどはどんどん増え、季節用品、レジャー用品などは、一度増えるとあまり減ることはありません。

必要な空間の目安は、4人家族で物があまり多くない家庭でも、1階と2階トータルで1坪は必要で、思い出の品や家族の趣味が多い家庭では、2坪以上必要な場合もあります。

しまうところが無かった、邪魔になるなど、忘れがちな物に、シーズンオフの布団や来客用の食器などがあります。シーズンオフの掛け布団は人数分あり、個人のクローゼットに入らない場合は、かなりのスペースが必要になります。空けておいた空間には他の物を入れないようにしましょう。来客用やお祝い事の食器は、キッチン以外の場所にスペースを確保しましょう。

リビングに本が集まって困る事もあります。本をたくさん持っていたら、リビングや階段下、納戸の一角などに最初から置くスペースを作りましょう。

個人の物でも、冬に頻繁に着るコートやジャンパーは、部屋まで取りに行かなくて済むように、玄関付近にスペースを用意すると、便利かもしれません。

ウォークインクローゼット

住宅の不満で一番多いのは収納だと思います。我が家も新築住宅を購入しようと計画しているのですが、一番収納を重視しようと思っています。その中でも寝室に設けるウォークインクローゼットには特に力を入れたいと思っています。ウォークインクローゼットは収納するスペースに加え中を歩くスペースも必要になります。そのことも忘れずにスペースを確保することがまず第一なのです。

洋服だけでなくバックや小物、トランクケースなどの大きな物までを一か所で収納できるウォークインクローゼットは十分なスペースを確保できれば部屋をスッキリさせることができます。床から天井まで無駄なスペースが生まれないように掛けて収納できるようにポールを設けたり、可動式の棚を設け自由に高さを変えられるようにしておくと収納のしやすさを感じることと思います。

収納で大事なのは収納スペースだけでなく出し入れのしやすい使い勝手のいい収納スペースとすることです。クローゼット専用の収納アイテムも上手に取り入れるのも必要だと思います。ズボンをかける専用ハンガーもあれば、畳んで収納する引き出しタイプの収納も必要です。このようなアイテムを取り入れることで床から天井まで無駄なスペースが生まれにくくなります。

またウォークインクローゼットに求められることはどこに何があるか一目瞭然で把握できることだと思います。どこにしまったかな?と探す手間が省けるようなウォークインクローゼットでありたいものです。収納を満足度の高いものにすることで暮しやすさや快適性に繋がるだけにウォークインクローゼットには力を入れ満足できる収納スペースにしたいです。

キッチンパントリー

主婦が憧れる空間の一つでもあるキッチンパントリー。料理好きの人や、食品の買いだめをした時にはキッチンパントリーがあると重宝します。広さに余裕があればウォークインタイプのパントリーを設けたいと考えている人も多いのではないでしょうか。乾物やレトルト食品、お菓子にジューズなどを収納しておけるパントリーはキッチン横に設ける家庭が多いです。ついつい特売日に買い込んでも余裕でそれらをしまえるスペースがあることで、キッチンスペースに物が溢れることがなくなり、家事の効率も高まるのです。

床から天井まで広がるオープン棚は可動式で収納する物に合わせて、自由に棚の高さをアレンジできるようにしておくのです。このようにすることでデッドスペースを生みにくく、空間を有効的に利用できるのです。また浅目の棚と奥行のある棚と設けておくといいのです。収納力をアップさせるためには奥行のある収納スペースを欲しがる人が多いですが、奥行があることで奥にしまった物が把握しにくく、また奥にしまった物を出し入れしにくいというデメリットもあります。浅目の棚にはレトルト食品など賞味期限が分かるように陳列させておくと、賞味期限切れを防ぐことができますし、一目でどこになにがあるかが分かるのです。

我が家のキッチンにはパントリースペースを別に設けませんでした。カップボード内にパントリースペースを確保したのです。食器やキッチン家電をしまうカップボード内にパントリーを設けることで、キッチンを振り返れば必要な物が全て揃うのです。造り付けのカップボードは我が家の自慢の一つでもあります。パントリーはあった方が断然便利です。キッチンスペースを有効に利用しパントリーを確保しておきましょう。

目からうろこの天井収納

住まいを新築する時、家族が住む居住スペースについては、よく検討します。もちろん、居住スペースの間取りを考えるのには、単に、居住スペースだけを考えるのでなく、生活動線や家事動線を考慮して、配置していきます。その動線となるのが、廊下であり、階段です。廊下や階段は動線として不可欠ですが、かなりの面積を使います。それなのに、それ以外の用途として使うことができません。

私の友人が住まいを建てるために購入した土地は、思ったよりも狭く、色々工夫しなければ、居住スペースも圧迫されてしまいます。玄関ホールから西側に向かって、廊下を伸ばし、その南側LDK、北側に水回りを配置しました。最初は、玄関に納戸を設けたいと思っていました。しかし、シューズインクロークを設けるのが精いっぱいで、納戸を作ることができません。そんな時、近所のおじいちゃんが知恵を授けてくれました。おじいちゃんは趣味で、骨董品や掛け軸を集めていますが、掛け軸の量がかなり多く、長いので、収納にスペースを取ってしまいます。そこで、考えたのは、天井裏でした。

彼女は廊下の天井に着目しました。調べて見ると、最近は、天井板に折り畳み式の梯子が付いていて、簡単に出し入れする工夫ができているものもあります。その収納は奥深くまで使うわけではありません。それでも、結構役に立ちます。季節外れのラグやマットなどを丸めて入れておくと、出す時も簡単です。日本には、四季があり、年中、季節外れのものがあります。ラグやマットは、LDKで使うので、廊下に専用の収納があると、片付けるのにも、出して使うのにも、便利です。LDKで使う花器や花瓶、クリスマスツリー、雛人形や五月人形なども収納するようにしました。天井という高い位置なので、出し入れを心配しましたが、梯子がしっかりしていますから、大丈夫でした。たったこれだけの収納ですが、助かりました。

屋根裏収納

住宅のデッドスペースの一つでもある屋根裏。この屋根裏を活用して収納スペースを確保する家庭も多いです。屋根裏収納の行き来で一番多いのがハシゴです。ハシゴで行き来する屋根裏収納は一見収納するスペースを確保できているので便利なような気がしますが、実際にはあまり使い勝手のいい収納スペースとは言えません。

ハシゴを使って物の出し入れをするのは、高齢になるとしづらいですし、大きさや重たさのある物の移動は一人では無理です。この屋根裏収納を使い勝手のいい収納スペースとするには固定階段で行き来できるようにするのです。階段での移動であれば物の出し入れもしやすくなりますし、歳をとった時でもハシゴに比べて体にかかる負担も少なくなります。

この収納スペースがあると雛人形やこいのぼりや兜など季節もののアイテムをしまう場所として最適です。また子ども達が学校で作成した製作品など捨てられない物もここにきちんと収納しておくことができれば部屋が片付きます。

子どもの成長と共に物も増えていきます。物が居住スペースを占領してくると、空間に圧迫感を与えますし、居心地の良さも欠いてしまいます。このようなことにならないためにも、屋根裏というデッドスペースを活用し収納スペースを確保しておくのです。

その行き来をハシゴにするか階段にするかで使い勝手やそこにしまうものも違ってきます。どのような物でもきちんと収納しておくことができる、行き来のしやすい屋根裏収納にするには固定階段の方が断然有利だと思います。

充実したシューズクローク

玄関は住宅の顔とも言われる部分なだけに、広々と開放感のある空間に仕上げたいと考える人が多いのではないでしょうか。しかし最近では玄関スペースを広々と確保させるよりは、玄関横に設けるシューズクロークを充実させたいと考える人が多くなっているような気がします。
シューズクロークを充実させることで、玄関に靴や物が散らかるのを防ぐことにも繋がります。シューズクロークには家族みんなの大容量の靴を収納するのはもちろんのこと、傘や子どもの外用のおもちゃ、車の洗車用品にベビーカーや三輪車などまで収納するのです。

また私の主人の趣味はゴルフです。ゴルフ用品をしまうスペースについても頭を悩ませていましたが、シューズクロークを充実させることで、ゴルフ用品をしまう最適な収納スペースとなるのです。室内に収納しておくことのできないこれらをきちんと収納しておくことで、玄関や玄関ポーチ部分に物が散らかるのを防げるのです。
またここにレインコートや着用していた上着を吊るしておけるスペースも確保するとより便利な収納スペースとなります。靴を脱ぐのと同時に、着ていた上着をしまうことができるので、リビングのソファの上に上着が置きっぱなしになるのを防ぐことができます。

シューズクロークを充実させることで、家族が集まるリビングに物が散らかりにくい家にもなるのです。玄関は住宅の第一印象を決める大切な場所です。それだけに物が散らからず、家族がスムーズに行き来できる玄関にしたいものです。そのためにはシューズクロークの存在が大きいということを忘れてはいけません。

ライフスタイルと収納量

住まいを新築する時、思い通りの敷地面積を確保することができれば、収納についても、積極的に面積を割いていくことができます。
しかし、日本の市街地の住宅密集地では、なかなか広さを確保することができません。そのため、収納場所を確保するのにも、収納の出し入れをするのにも、工夫が必要になってきます。

自分の家族には、どのようなモノがあり、どれほどの量があるか、これから将来、その量が増えていくのか、必要と無くなっていくのか、よく考えて、収納を考えていかなくてはいけません。

私の父親の友人が定年退職後に故郷に住まいを新築しました。
最初は、平屋を建てることにしていましたが、交通アクセスを重視したところ、どうしても、希望通りの広さを確保することができませんでした。そこで、二階建てを考えましたが、将来のことを考えて、できるだけ、階段は緩やかにし、折り返し階段にしました。
夫婦2人だけなので、玄関の収納について、一般的な大きさのシューズボックスを作りつけてもらいました。

しかし、よく考えると、玄関には、いろいろなものを置いていることが多いです。ショッピングカート、ゴルフバック、傘、帽子、レインコートなども置いていますので、玄関土間や玄関ホールが狭くなってしまいました。
かといって、玄関付近には、まとまった収納を作るだけの余裕がありませんでしたので、小屋裏収納を作りました。
現実に生活を始めると、ゴルフバックやショッピングカートなどを住まいで一番高い位置にある小屋裏収納に収めたり、そこから出して使ったりするのは大変でした。

階段下を利用して、シューズインクロゼットを作ればよかったと思っています。階段下ならば、新たに、収納スペースを確保する必要はありません。デッドスペースを有効利用することで、必要なところに必要な容量の収納を確保することができます。

散らからないリビング

リビングの床やソファについ物が溢れてしまうという家庭は多いのではないでしょうか。
自分が着ていた上着をソファに置きっぱなしにしていたり、持ち歩くカバンをリビングの床に置いたままにしていたり、家族みんながこのようにすればリビングは物で溢れ散らかってしまい落ち着くことができません。
家族みんなが長時間共に過ごすリビングは散らかっていない居心地のいいリビングにしたいものです。
そのためにはリビングに収納スペースを設けるといいのです。
リビング収納が充実していないことでリビングに物が溢れごちゃごちゃした印象のリビングになってしまうのです。
家族で共有できる収納スペースをリビングに設けるといいのです。

例えばテレビの奥のスペースにこのリビング収納を設けます。
身近に収納スペースがあることで、いつも持ち歩くカバンを収納し、いつも着用する上着を掛けておけるようにするのです。
子ども達は幼稚園カバンやランドセルといった日々使用する物を置いておけばリビングに物が散乱することはなくなるでしょう。

またこのスペースに子ども達が勉強できるスペースを設けるのもいいと思います。
最近の子ども達は自分の部屋ではなく家族のいるリビングやダイニングで勉強や宿題をします。
しかし勉強に集中できる空間をリビングに設けるとなるとテレビの奥の部分に子ども達の勉強できるスペースがあると勉強に集中でき、振り向けば家族がいるので子ども達の安心度も高まります。
リビングの快適性や居心地の良さを追求するにはリビング収納は大切なスペースなのかもしれません。

料理効率を高めたキッチン

キッチンでは毎日炊事を行います。
毎日行う家事だからこそストレスを感じることなく、炊事がスムーズに効率よく行えるキッチンでありたいものです。

我が家も新築住宅を建てることになり現在設置する設備を選んでいます。
キッチンは料理の効率を高められるように、適材適所に必要な調理器具を大容量に収納できるものにしようと思っています。
シンクの下には包丁やまな板、菜箸や木べらなどをサッと取り出せるように立てて収納できるポケットを付けたものがいいと思います。
そしてボールやバットなど大きさや深さに合わせて収納できるようにしておけば必要な調理器具をサッと取り出し調理できるので便利です。
コンロ下にはお玉やトング、油などコンロを使用する際には必ず必要になってくるものを取り出しやすいようポケットに収納します。
またお鍋やフライパンもコンロ下に収納して置けば移動することなく必要な物が全部そろうので料理効率も高まるのです。
作業スペースの下には調味料やスパイス、乾物などを収納しておけばいいのです。
このように適材適所に必要な物を収納し、また取り出しやすいようにしておくことで料理の効率をグンとアップさせることができるのです。

また床に近い下の部分まで収納スペースがあれば季節もののカセットコンロ、ストック商品なども収納できるので大変便利です。
カセットコンロや土鍋など使う時期が限られているものは意外と収納場所に頭を悩ませてしまいます。これらをスッキリ収納できるキッチンは女性の味方だと思います。