玄関と靴の収納

靴の使用頻度に合わせて、取り出しやすい場所・取り出しにくい場所を使い分けましょう。一番使いやすい場所は、4つ扉がある下駄箱ならば、出かけるときに近い場所で、開き戸の場合は向こう側に開く扉の位置です。玄関扉に近い方は、一度たたきに降りなければなりません。

上下が分かれたセパレートタイプや背が高い下駄箱では、上段にオフシーズンの靴を収納します。入りきらないとか、低い下駄箱の場合は、別の場所に収納します。ビーチサンダルや子供のオフシーズンの靴は、巾着袋やメッシュ袋に入れると、箱に入れるより場所を取らず、コンパクトにたくさん収納できます。

空きスペースがあったら、棚板をプラスしたり、高さを調節したりします。棚板を追加できないときは、CDやMD、カセットテープのケースを4隅に両面テープで止め、その上に板を乗せて調整しましょう。

毎日履く靴や子供の靴は、出しっぱなしにしておくのも一つの方法です。ただし、靴箱の下のスペースやレンガの上など置く場所を限定して決め、雑然とした感じにならないように注意しましょう。

収納アイディア
2足仕舞える靴箱ラック・・・大きめの靴箱のフタを外し、箱を斜めにカットし、逆さにして蓋を貼り付けます。余り履かない靴の上にかぶせ、上には良く履く靴を載せます。
中身が分かる箱・・・靴箱の前の部分を切って中に折り込んでテープで止めます。中身が見え、取り出しやすいです。

さらに折りたたみ傘は家族分を、シューズクリーナーやブラシもケースやボックスにまとめて、一番下に入れておきましょう。

上手に住宅ローンを組もう

住宅を購入すると住宅ローンを組みます。住宅ローンを組む際に多くの人が気にするのが「自分が借りられる額はいったいいくらであるのか」ということだと思います。借りられる額が気になる場合は、目安になるのが年収をベースにした借入限度度額であり総返済負担率を使って計算すれば簡単に知ることができるのです。

しかし、ローンを組む際に最も大切なのは、借りられる額ではなく、実際に返せる額を把握することです。つまり、自分の借りられる額は、実際に返せる額とイコールだと考えなければいけません。返せる額を決める方法として一般的なのは、住宅ローンの年間負担率を多くても年間手取収入額の30%以内におさえることです。ただし、教育費などがかかる場合は25%以内が理想と言われています。

また、住宅ローンの金利と返済期間によっては借りられる額も変動していくので注意が必要となります。さらに、将来の不測に備えて住宅ローンにはボーナス返済を組み入れない方がいいとも言われています。自分は安定しているから大丈夫!という人でも将来何があるかはわかりません。できるだけ頭金を多く入れることで借入総額を減らし、住宅ローンを組むということが、将来をラクにするためのかしこい住宅ローンの組み方だと言えるのです。

夢のマイホームを無理なく支払うことができるように上手に住宅ローンを組んでおきましょう。我が家は依頼した業者の人が住宅ローンにおいてもアドバイスをくれたので安心して家造りを進めることができました。住宅の計画を進めると同時に住宅ローンの計画もしっかり行いましょう。

吹き抜けのあるリビング

我が家のリビングには一部分を吹き抜けにして、二階との空間の繋がりも大事にしました。リビングに吹き抜けを設けたいが、冷暖房効率を下げるのではないかという理由から断念する家庭も多いです。

吹き抜けを設けるメリットは、より明るく開放感で溢れた空間が広がることです。吹き抜け部分の高い位置に設けられた窓からはたっぷりの日差しを取り入れることができるため明るく、チェーン開閉できる窓であれば風通りもしっかりと得られます。そして二階まで視線が繋がることで面積以上の広さを実感できるのです。

冷暖房効率に関しては、建物の断熱性と熱の出入り口で一番大きな窓の断熱性を高めておくことで気になりません。空間が広くなることで最初の動力はかかってしまうのですが、冷暖房効率を下げることもありませんし、むしろ一階と二階で温度差の少ない住まいとなるため過ごしやすいのです。

我が家はこの吹き抜け部分に面して二階のホールにはファミリースペースを設けています。ここでは子ども達がおもちゃを広げて遊ぶことも多いですが、小さな子ども達だけで遊ばせていても、一階まで吹き抜けを通して仲良くしている様子やケンカしている様子が伝わってくるため一階にいても安心できるのです。気になる時は吹き抜け部分に向かって声をかければ一階と二階でも会話がしやすいのです。

しかし、においが二階まで充満したり、リビングのテレビの声や喋り声が響きやすいというデメリットもあります。また、二階部分のスペースが減ってしまうため一室少なくなってしまうケースもあるのです。吹き抜けのメリット・デメリットを考えて取り入れるようにしましょう。

キッチンの前に腰壁

我が家に設けたキッチンはセミオープンキッチンキッチンです。最初は、最近一番人気をフルオープンキッチンを設けたいと思ったのですが、調理中や調理後のお鍋や食材、食器が乱雑に置かれている状況がリビングやダイニングから丸見えになるのに抵抗を感じ、キッチンの前に腰壁を設けたのです。

この腰壁を設けたことで気になる手元部分をしっかりと隠すことができ、乱雑になっているキッチンを見られる心配もなくなります。また、急な来客時でもスムーズに対応しやすいためこの腰壁を設けて良かったと思っています。吊り戸棚をなくし、コンロ部分の壁を耐熱用のガラス張りにすることでLDKの一体感もしっかりと確保できています。

また、この腰壁を利用してL字型にカウンターを配しました。ここではバタバタする朝食を食べたり、子ども達が帰宅しておやつを食べたりするときにとても便利です。調理したものをサッとこのカウンターへ配膳でき、食べ終わったお皿も回り込むことなくサッと取れて片付けることができます。キッチンで作業をしながらもここで食事をする家族とのコミュニケーションを取ることもできるのです。

家事や育児の合間の休憩スペースとして、パソコンを使用するスペースとしても便利なカウンターとなっています。壁厚を利用して調味料入れニッチを設けることもでき、キッチンの前に腰壁を設けたことで得られる魅力がたくさんあるのです。自分に合ったキッチンにして家事を楽しみながら行いたいものです。

ニッチ

壁の厚さを利用して、壁を凹ませ飾り棚を設けたり、収納スペースを確保したりするニッチが最近住宅に多く取り入れられています。ニッチは、外壁面は断熱材が入るため設けることができなかったり、内壁面においても柱や筋交いの影響で設ける位置やサイズが限られてしまうこともあるのですが、壁厚を利用するためスペースに影響することなく設けられるのが最大の魅力です。

我が家にもこのニッチをできるだけ設けました。広さに限りのあるトイレには壁厚収納を設けました。トイレという限られた広さの空間にもトイレットペーパーやサニタリー用品、掃除用具などトイレ内で収納しておきたいものが多いです。これらの収納スペースとして壁厚を利用したのです。内壁面の物の出し入れがしやすい位置に縦長の収納スペースを設けました。下部にはトイレの掃除用具を、中央部分にはサニタリー用品やトイレの手ふきタオルを、そして上部にはトイレットペーパーを収納しています。

これらが目に触れると生活感を与えてしまうのでニッチの前にはクロスと同じ色味の扉を設け、雰囲気に馴染みやすく、目立ちにくくしたのです。中に収納している物をしっかりと隠すことができ、また必要な物がきちんと揃っているのでなくてはならないスペースとなっています。

LDKの中心部分には飾り棚兼リモコンニッチを設けています。リビングはオシャレな空間が求められるだけに、飾り棚にお気に入りの雑貨やお花を飾りインテリアを高めています。また、照明スイッチやエコキュート、太陽光モニターやインターホンモニターなど壁に取り付けるこれらをニッチ内に設けたのです。壁がスッキリとして生活感を感じさせにくいのです。壁の厚みを無駄にせず、上手に利用して住宅の満足度に繋げたいものです。

業者の存在

家造りにおいて重要なことは、業者選びだと思います。家造りを成功させることができるかどうかは、この依頼する業者にかかっていると言っても過言ではないのです。しかし、ハウスメーカーから工務店まで併せると数多くの業者が存在します。その中で自分達に合った一社を選び出すというのは容易なことではないのです。

我が家はこの業者選びに時間を費やしました。そこで我が家は、地元に密着した工務店に依頼したのです。我々の希望や住宅へのこだわりに親身になって相談にのってくれ、建物のことはもちろん、土地についてや住宅ローンの組み方などに関してもアドバイスをしてくれました。経験の豊富さや建物の知識の豊富さゆえに、いつも幅広い選択肢の中から最良の一つを選択することができました。予算がかさむ提案をしてくる時には同時に節約できるポイントもアドバイスしてくれました。その結果、限られた予算内で期待以上の住宅を完成させることができたのです。

工務店の場合、ハウスメーカーのように広告宣伝費やモデルハウス維持管理費など余計な経費がかからないため同じ仕様の家ならばハウスメーカーよりも安くつくることができると言われています。また、地域の評判を重視する傾向も強いため施工はもちろんのこと、引き渡し後のメンテナンスにおいても重要視してくれる点も安心できました。マイホーム購入は人生最大の買い物です。後悔や失敗を避けるためには、まず信頼関係をしっかりと築けるパートナーと出会うことが一番なのです。

家造りを成功させるには

人生最大の買い物となる住宅は、できるだけ後悔や失敗は避けたいものです。では、家造りを成功をさせるには何が大事なのでしょうか。家造りを経験して私が感じていることは、依頼する業者の存在が非常に大きく関わってくるということです。大きさ金額の買い物なので本当に信頼できるパートナーでなければ安心して任せることができません。

そこで信頼できるパートナーは見つけ出すことが、家造りを成功させる大きな秘訣なのです。家造りを行った大部分の人が予算をオーバーしたという失敗談を口にします。しかし、我が家は、無垢材や漆喰など少々割高な素材を使用しても、予算内で抑えることができました。これは業者の提案力がポイントとなります。予算がかさむ提案をする時には同時に節約できるポイントもアドバイスしてくれました。経験豊富な業者であればさまざまなプランを提案してくれます。その中から最良の一つを選ぶことでデザインや仕様、それに価格を総合的に判断して選択できるのです。狭いプランの中から選択すると住宅の幅も限られてしまい、なかなか期待以上の住まいを完成させるのが難しくなるのです。

施工はもちろん、アフターメンテナンスにおいても重視してくれる業者の方が安心できます。住宅が完成して「はい、これで終了!」というような業者は信頼度に欠けてしまいます。住み始めて不備を感じることもあるだけに、しっかりとその後の暮らしにおいても目を向けてくれるような業者を選びましょう。

我が家は依頼した業者は、地域に密着した工務店です。世間一般的には会社規模が小さいため不安視されることも多いのですが、提案力や的確なアドバイス、アフターメンテナンスと我々が求めることに親身に対応してくれたためこの業者にして良かったと感じています。後悔することのないようにまずは依頼する業者をしっかりと見つけ出しましょう。

LDK

住宅の中心となるLDK。最近では視界を遮る間仕切りをできるだけ設けず、一体感のあるLDKが設けられることが増えています。そうすることで広さや開放感が得られますし、奥にまで明るさを通し、風の通りも良くなるのです。家族がどこに居ても互いの気配を身近に感じられコミュニケーションも深めやすいのです。

またお客様を迎え入れる空間であることも忘れてはいけません。そこでポイントとなるのがレイアウトです。縦長か横長かということを意識して配置を決めるといいと思います。窓際やバルコニーにリビングが面しており、その奥にキッチンがあるタイプを縦長リビングと言います。これは空間の使い勝手が良く、自由にレイアウトを組むことができるのです。

それは壁面積が広いため家具の配置がしやすくなるからです。リビングとリビングに面して設けられた和室にまで一体化させることでレイアウトの自由度も高まります。しかし、キッチンが奥にあるため光が届きにくく、リビングとダイニングとの境界が分かりにくく、空間のメリハリが損なわれてしまいがちなのです。窓際にリビングが面している間取りを横長リビングと呼びます。窓に面しているので開放感が広がり、明るい部屋造りがしやすいというのが大きな特徴です。

我が家はこの横長リビングです。横長リビングのいい所は、キッチンまでの距離が短いためキッチン自体も明るさを保ちやすく、リビング全体が窓と面することで開放感が得られ、庭との一体感も得られるのです。しかし、窓が大きく壁が少なくなってしまうので家具の配置が難しいです。レイアウトの変更のしにくさを実感しています。住まいの中心となるLDKは居心地がよく、無駄なくスペースを効率よく利用できるようにしておきたいものです。

個人と家の収納の配分

個人の持ち物は、主寝室や各子供部屋などに付いているクローゼットで対応しますが、家の収納をどこにするかが問題です。年に1回または数回しか使わない物もあるので、思い出すのが難しい物もあり、生活の変化や子供の年齢にも大きく左右されます。夫婦二人の時は個人の物の方が多いのですが、家族が増え子供が大きくなるにつれ、家の物が想像以上に増えてきます。新居を建ててほんの2~3年で、納戸や物入れがいっぱいになることもあるので、プランを建てる際は十分に分析しましょう。

子供の成長と共に増えていく物の量は想定しにくいので、部屋を広く取りがちですが、子供の思い出の品やアルバムなどはどんどん増え、季節用品、レジャー用品などは、一度増えるとあまり減ることはありません。

必要な空間の目安は、4人家族で物があまり多くない家庭でも、1階と2階トータルで1坪は必要で、思い出の品や家族の趣味が多い家庭では、2坪以上必要な場合もあります。

しまうところが無かった、邪魔になるなど、忘れがちな物に、シーズンオフの布団や来客用の食器などがあります。シーズンオフの掛け布団は人数分あり、個人のクローゼットに入らない場合は、かなりのスペースが必要になります。空けておいた空間には他の物を入れないようにしましょう。来客用やお祝い事の食器は、キッチン以外の場所にスペースを確保しましょう。

リビングに本が集まって困る事もあります。本をたくさん持っていたら、リビングや階段下、納戸の一角などに最初から置くスペースを作りましょう。

個人の物でも、冬に頻繁に着るコートやジャンパーは、部屋まで取りに行かなくて済むように、玄関付近にスペースを用意すると、便利かもしれません。

平屋住宅

住宅内の動線上に階段を必要としない平屋住宅は、暮らしやすさや住まいの安全性を高められるのです。動線上に階段を必要としないことで部屋から部屋への移動の動線が短く、体に負担をかけません。動線が短く、部屋から部屋への移動がスムーズに行えることで老若男女問わず暮らしやすい住まいになるのです。足腰が弱ってくると階段の上り下りが体に負担をかけてしまいがちですが、階段のない平屋住宅は体に負担をかけることなく安全性の高い住まいとなるのです。

住宅内の事故で多いのが、階段での転倒や落下事故でもあるだけに階段がないことでこれらの危険もなく安全性を確保できるのです。また、階段を設けることで階段下にはデッドスペースが生まれます。しかし、階段を設けない平屋住宅はデッドスペースが生まれることもありませんし、階段がない分間取りをコンパクトにすることもできますし、収納スペースを設けて収納を充実させることもできるのです。

また、ワンフロアなので家で孤立する場所がなく、リビングに家族が集まりやすい住まいとも言えるのです。しかし、希望する間取りを実現するにはある程度土地の広さが求められます。十分な広さの土地を見付けられなかったり、見つけられても予算をオーバーしてしまうこともあるかもしれません。また防犯面においても注意が必要です。夏は寝る時窓を開けっぱなしにすることができません。窓を開けるならば音が鳴る防犯グッツを活用させて対策を取るようにしましょう。天井高を上手に活かして、明るさや風通しの良さを得られる平屋住宅を取り入れてみるのもいいのではないでしょうか。